ブランディング

ブランディングで成果を得るためのたった3つの手順

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ブランディングに取り組みたいが、どのように進めたらいいかわからない。きっとそう感じている方が、この記事にたどり着いてくださったのだと思います。

大手企業や有名ブランドが多数存在する日本社会において、新たに会社や商品のブランドを確立することは簡単ではありません。しかし正しい手順を踏んでブランディングに取り組めば、着実にブランドを確立していくことができます。

そこで、この記事ではブランディングの正しい手順と、1つ1つの取り組み方を詳しくご紹介します。

1.ブランディングの手順

繰り返しになりますが、ブランディングは”正しい手順”を踏むことが大切です。この手順を知っておくことで、ブランディングの効果を得やすくなります。

効果が出るブランディングは、以下の3つの手順で成り立っています。

* 自身の”ブランド”を正しくとらえる
* ”ターゲット”を決める
* ブランディングの”手法”を決める

この3つをしっかりと実践すれば、本当に効果のあるブランディングを行うことができます。その結果『社員が生き生きと働く組織』『たくさんの顧客が集まる集客』『優秀な人材が集まる採用』を実現することができます。

1つ1つを詳しくご説明します。

全てを読み終えた時には、これからあなたが何をやるべきかが明確になっているでしょう。

2.自身の”ブランド”を正しくとらえる

「自身の”ブランド”を正しくとらえる」ことはブランディングを行う上で、大変重要なものです。

なぜなら、”ブランディング”とは”ブランド”を伝えるための取り組みだからです。自身の”ブランド”を正しくとらえれていない状態では、どんなにターゲットや手法を練ったところで、効果にはつながりません。

そこで、まずは会社や商品の”ブランド”がどのような要素で構成されているのかを確認しましょう。

2-1.”ブランド”の構成要素

会社や商品の”ブランド”は、大きく分けると次の3つの要素から形成されます。

  • 想い:理念。志。想い描く将来のビジョン。
  • 強み:競合優位性(USP)。
  • 歴史:創業から今日までのストーリー。”想い”や”強み”を反映したエピソード。

会社や商品の”ブランド”を形成するものには、企業や商品そのものをはじめ、テレビや街中で見かける広告、働いている人やオフィスの雰囲気など、様々なものがあります。しかし、そのどれもが上に挙げた3つの要素を反映したものになっています。

参考:企業・組織の「ブランド」とは:ブランドを構成する3つの要素

2-2.”ブランド”を正しくとらえる方法

では、それぞれの要素を正しくとらえるにはどうすればよいのでしょうか。”ブランド”を正しくとらえるために、「”想い”と”強み”を明確にする」方法と「語れる”歴史”を見つけ出す」方法をご紹介します。

2-2ー1.”想い”と”強み”を明確にする

「明確にする」というのは、つまり「言葉にする」ということです。そのために大切なことは、とにかく書き出すことです。

「あなたの会社やお店で実現させたい願望」や「あなたの会社やお店で絶対にやりたくないこと」、「強み」や「弱み」を色々な側面から徹底的に書き出してください。本音でエゴの塊になって、思いつくままに書いていきましょう。

「実現させたいこと」が「やりたくないこと」を我慢してまでやりたいことなのかをはっきりさせるためにも、「実現させたいこと」だけではなく「やりたくないこと」も書き出しましょう。その両方をすり合わせることで、自分の本当の”想い”が見えてきます。

2-2ー2.語れる”歴史”を見つけ出す

歴史とは、会社や商品にまつわるエピソードのようなものです。

例えば、他とはちょっと違う変わった取り組みや、逆境に立ち向かって乗り越えたストーリーなどです。

エピソードは、これまでの歴史の中から見つけ出すことができます。もちろん、これまでに語れるようなエピソードがない場合でも、これからの取り組みを工夫することによって生み出すことができます。

しかし、会社や商品にまつわるエピソードは”想い”や”強み”に連動していることが大切です。

”想い”と”強み”に反するエピソードでは短期的に反響を得ることができても、すぐに飽きられてしまう可能性が高いからです。

”想い”や”強み”と”歴史”には一貫性を持たせることに気をつけましょう。

3.”ターゲット”を決める

ターゲットを明確にすることも、重要な手順です。なぜなら、ターゲットが明確であれば、そのターゲットに”だけ”響くように伝えれば良いからです。

逆にターゲットを曖昧にしたまま、不特定多数の人々に伝えようとしてしまえば、誰の心にも響かず、広告費や人件費ばかりがかさんでしまうことは目に見えています。

では、ターゲットはどのように決めれば良いのでしょうか。

ブランディングにおけるターゲットには3つのパターンしかありません。それは、次の3つです。

  • 社員
  • 顧客
  • 学生・転職者

この3つはそれぞれ、『組織力』『集客力』『採用力』に対応しています。今、あなたに最も必要な力は何なのか、を考えターゲットを決めます。

一般的にターゲットというと「20代の首都圏に住む女性」というようなものを思い浮かべてしまいがちです。しかし、そのようなターゲットの決め方は本質的ではありません。なぜなら、『お客様への密着度』が強みの企業にあった人材は『お客様としっかりと向き合う仕事がしたい人』だからです。そのような人材には、年齢も性別も関係ありません。

(ターゲットとペルソナの違い:「20代の首都圏に住む女性」といったより具体的なイメージは「ペルソナ」を考える際には有効です。参考:誰でもできるペルソナの作り方〜マーケティングの現場で活用できる良質なペルソナを作る手順

あなたの”想い”や”強み”そして課題にあったターゲットを明確にすることで、ブランディングの効果がより高まります。

4.ブランディングの”手法”を決める

手法というと、CMや広告といった媒体を思い浮かべる方もいるかもしれません。もちろん、それらも手法に含まれます。しかし、CMや広告などの手段を考える前に、もう一つ踏むべき手順があります。

手法を決める時の最初のステップは「抽象的ブランドメディア」を作ることです。「抽象的ブランドメディア」とは、ブランドのロゴやキャッチコピーなどのことです。”想い”や”強み”にしっかりと向き合い明確にした上でロゴやコピーの制作に取り組むことで、本当に伝えたいことが伝わるものを作り上げることができます。

その次に取り組むべきものが「可視的ブランドメディア」の作成です。ここには、テレビCMや広告、書籍やパンフレットなど、普段私たちが目にするものが含まれます。「抽象的ブランドメディア」同様、”想い”や”強み”、さらにターゲットを明確にした上で手法を決めることで、本当に効果のあるブランディングが実現できます。

まとめ.ブランド → ターゲット → 手法

この記事でご紹介してきたブランディングは、手順に沿って取り組むことで大きな効果を生みます。

そもそも、どれほどたくさんの顧客や人材にアプローチをしても、実態が伴わなければミスマッチが生じるだけです。

逆に自身の”ブランド”を正しくとらえて伝えていくことができれば、顧客も人材も自然と集まり、長く友好な関係を築くことができます。

これからブランディングを始めるという方は、”ブランド”を徹底的に見つめ直し、正しくとらえることから始めましょう。

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