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ブランディングで結果を出すために必要なこと

デザイン

近年、企業規模の大小を問わず、多くの企業がブランディングに取り組んでいます。

ブランディングによって自社のブランドを確立し、業績を上げている企業がある一方で、ブランディングに取り組んではいるものの、いまひとつ効果が得られないという企業も少なくありません。

ブランディングで効果を得られる企業とそうでない企業にはどのような違いがあるのでしょうか?

そこでこの記事では、デザイナーのウジトモコさんが、著書『あらゆる問題解決の糸口になる視覚マーケティング戦略』で紹介している「ブランディングで結果を出すために必要なこと」をご紹介します。

ウジトモコ

アートディレクター。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、広告代理店および制作会社にて三菱電機、日清食品、服部セイコーなど大手企業のクリエイティブを担当。1994年 ウジパブリシティー設立。ウジパブリシティー

結果を出せるブランディングと出せないブランディングの違い

自社ブランドをより大きく育てたいというご要望をたくさんいただきますが、ご相談を受けて割と早い段階で、ブランディングの結果が出るものと出ないものの判断ができることがあります。

結果を出せるブランディングと出せないブランディングの違いはどこでしょうか? それは事業の基盤となるプラットフォーム、つまり「拠点」があるかどうかです。結果が出やすいものの多くは、ブランドの成立と活動拠点、そして今までの方針が明確です。例を2つ挙げてみましょう。

本社の場所は決して動かさない「無印良品」

1つめは、「無印良品」です。今やグローバルに躍進を続けるジャパンブランドのひとつである無印良品。先日、その社員研修にうかがい、大変興味深いお話を耳にしました。

無印良品では創業以来、どれだけ会社が発展しようと、企業経営で核となるもの、つまり核となる事業、本社の場所は決して動かさないという方針があるのだそうです。

酒造り、酒の味は変えない「豊島屋本店」

2つめは、神田で創業460年、老舗の酒造「豊島屋本店」という日本酒の製造販売元です。こちらの社是には「不易流行」が掲げられています。不易流行の意味は、「新しく変化を重ねながら、いつまでも変化しない本質を忘れない」です。

この豊島屋本店は、他の酒造メーカーが手がけないさまざまな斬新な試みにチャレンジする一方で、酒造り、酒の味といったものは、頑として変えない気骨を大切にしています。

ずっと変わらないものを定める

これら2つのブランドとは異なり、結果の出にくいブランディングは、会社成立時のエピソードがあいまいで、どこがメインの活動フィールドなのかがはっきりとしていません。そのような企業には、しっかりとヒアリングをおこない、現状から遡って定義づけをしたり、これから先も継続できそうな活動拠点を定めたりすることを勧めています。

活動拠点といっても大それた場所である必要はありません。ブログイベント経営の核としているものでもいいのです。事業がうまくいかなくなったり、壁にぶつかったりしたときに、一度立ち返ることのできる場所をつくっておくことが大事なのです。

「ブランドプラットフォーム」という言葉も使われますが、もしも、あなたの会社が改めてブランディングに力を入れようとしているのであれば、ずっと変わらないものは何か、ずっと続けていけることは何かを洗い出し、もう一度定め直してみてください。

 

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ウジトモコ 著『あらゆる問題解決の糸口になる視覚マーケティング戦略』
伸びている企業は、左脳から右脳へと思考をシフトしています。デザインを戦略に取り込み、問題解決を図っています。なぜ、多くの経営者から次から次へと佐藤可士和のもとに仕事の依頼が舞い込むのか? ビジネスを飛躍させる可能性をデザインに見出しているからです。どこの企業でも抱えているような「売上が上がらない」「良い人材が確保できない」「商品力がない」「差別化できない」などの悩みを解決するのが視覚マーケティング戦略です。Amazonで書籍の詳細を見る。

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