社内コラム

リーダーに必要な4つのスキルとは?(前編)

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園山征夫

元ベルシステム24社長、園山征夫氏に聞く!

園山氏は、2015年からクロスメディア・グループの顧問を務めていただいている。
その園山氏は、かつて売上19億円だったベルシステム24を1,000億円超の一部上場企業にしたプロ経営者である。

今回は、園山氏にマネージメントをテーマにお話をお伺いした。

園山征夫氏プロフィール
1944年1月1日生まれ。島根県出雲市出身。67年慶応義塾大学経済学部卒業後、三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。73年国際ロータリー財団奨学生として米国ニューメキシコ大学経営大学院に留学。84年CSKに入社。CSK創業者、故・大川功会長(システムインテグレーターのCSKの創業者であり、ゲーム会社セガの会長および社長を歴任)より経営危機にあったベルシステム24の立て直しを託され、86年専務、87年43歳で同社社長に就任。就任早々、社員に「6つの約束」として会社の将来像を示し94年店頭公開。さらに、99年には東証一部上場を果たしテレマーケティングサービスの成長企業に変貌させた。08年退任。

リーダーにテクニカルスキルは、必須

―今回は『日本人にあった経営とは?』に出てきた“マネージャー”についてお話を伺おうと思います。リーダーにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。

園山 私はリーダーには、4つのスキルが必要だと思っています。
一つ目は、テクニカルスキルです。テクニカルスキルとは、目標設定から最終の成果が出て評価をするまでの日常的な業務をしっかり遂行できる能力のことです。具体的に言うと、まず経営戦略に基づいて、自分の管轄の部門目標を明確にしますよね。その目標をもとに部下に仕事をやってもらわなきゃいけない。そのために部下の力量をまず自分で把握し、仕事を割り振ってそれぞれの部下にミッションを与え、動機づけをしなければなりません。そして、最終的に出た結果に対し、評価をする。で、評価をするときに重要なのは、こうするとあなたのレベルが上がりますよ、とアドバイスできることです。これら日常の業務をより効率的に効果的に遂行できることをテクニカルスキルと呼びます。

―いわゆる、仕事ができるということですね。

園山 そうです。

二つ目に問われるのは、人間のスキル

園山 二番目は、ヒューマンスキルです。多様な人間を一定の方向にまとめて持っていける力のことを指します。昔は自分の意向に沿った人だけを集めて、咤激励するやり方でした。だけど、そのやり方はもう古くて、今は多様な人材がいるほうがいいんです。多様な人材の中には国籍が違う人もいれば、反抗的な社員もいるわけです。そういう中に優れた能力をもった人もいる。多様な人たちをまとめるには、ある種の人間味が必要になるんです。人間のスキルが要求されるんですね。

会社のことが好きなことがリーダーに必要なスキル

園山 それから、三番目は自分の会社のことが好きで好きでしょうがないということです。

―それもスキルのひとつなんですか?

園山 はい。企業風土にも関係してきます。自社に企業風土があれば、自然に役に立つスキルが身に付きます。自分の会社のことが好きな人は、その風土を伝えていく役目を担うわけです。給料をもらうためだけに仕事してる人は多くて、好きだから仕事してる人はそんなたくさんいないんですよ。経営者の資質とか色々な要素が働くので、一概には言えないですが、要素としては必要だと思います。

それから四番目に必要なのはね、コンセプチュアルスキルです。

―初めて聞きました。

今回はここまでです。次回をお楽しみに。

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